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お焼香
香はもともと人間の体臭を消すためのものでした。
西洋の香水と同じように使われていたようです。
特に昔はドライアイスや保冷室などのお体を保全するものがありません
でしたので、亡くなられた方の腐敗臭を消すものとして、
線香や抹香はなくてはならないものでした。
今ではそれが転じて、焼香や線香の香りで自分自身を浄化し、澄んだ気持ちになり
亡くなられた方へ手を合わせて冥福を祈ります。
焼香は手を合わせる心の準備だとも言われております。
焼香は宗派によって考え方や回数は異なります。
●一般的な焼香の作法
1. 焼香台の前に向かい、ご本尊・遺影写真に向かい一礼。
2. 右手で抹香をつかみ、隣の香炉の炭の上へ静かにおとす。
※宗派により、抹香を額へいただいてから炭へおとす場合もある。
※回数は宗派によって異なる。
真言宗・日蓮宗 3回
曹洞宗・浄土真宗 2回
天台宗・浄土宗 特に決まりはない
3. ご本尊・遺影写真に向かい手を合わせる(合掌)
4. 合掌後一歩下がり、一礼する。
お葬式が開式される前にお焼香の説明があります。
また、わからない時は遠慮なく葬儀場のスタッフにお聞き下さい。